最近、ベンチャー企業への転職ブームが話題となっています。
ベンチャー企業へ大手の優秀な人材が流れていることは、ベンチャー業界が今トレンドでもある証拠ですね。

こうしてこの記事を読んでいるあなた自身も、ベンチャー企業への転職を一度でも考えたことがあると思います。

 

あなたは、どうしてベンチャー企業に転職したいのですか。

 

これまでの経験を活かして、もっと経営に深く関われるポジションで働いてみたい

メルカリやマネーフォワードをはじめ、今国内でベンチャー企業が波に乗っている雰囲気がある

 

このまま大企業にいて、社会の歯車として働く人生でいいのだろうか

決められた仕事をこなし、平凡な毎日を過ごすことは自分の成長につながっているのだろうか

 

未来への期待からベンチャー企業へ転職したいのか、それとも現状への焦りからベンチャー企業へ転職したいのかー

 

現状に満足している人は、いいところがあったら転職するスタンス。

現状に不満がある人は、今を変えたいから転職するスタンス。

 

満足・不満足はどうであれ、共通してベンチャー転職を考える人は転職の先にある「ワクワク」を求めている証拠です。

 

しかし、ワクワクは欲しいけどリスクは取りたくない。

 

本記事では、ベンチャー企業への転職を失敗しない・後悔しないために払拭すべき7つの大手的考えをお伝えします。

リスクを避けるために、大手脳からベンチャー脳に変換していきましょう。

 

 

後悔しないベンチャー転職 −払拭すべき7つの大手的考え−

 

⑴ 会社のブランド=自分の実力という考えは大きな間違い!

ベンチャー企業への転職において、職務履歴書はどのような役割を果たすのでしょうか。

ベンチャー企業の採用担当者は、あなたが「どこの会社」で働いてきたのか、あまり興味がありません。

これまでの勤務先を尋ねるのは、あなたがこれまでどの業界に所属していたのか、どういった市場の中でどんな仕事をしてきたのかをざっくり判断するためにすぎません。

ベンチャー企業の採用担当者は、「どこで働いていたか」ではなく「何をしてきたか」を知りたいのです。

個人として、「あなた」にどれだけの価値があるか。
どういった価値を会社に提供してくれるのかを見ています。

まずは、会社のブランドに頼る姿勢は捨てましょう。

「自分は何者なのか?」

これまでの自分の肩書きを全て消した時に、あなたに残るものは何かを知ることが大切です。

 

⑵ 組織に依存しているとベンチャー企業では失敗する!

ベンチャー企業では、あなたの業務を他の誰かが管理してくれることはありません。
ベンチャー企業では、あなたの業務のゴールを他の誰かが決めてくれるわけではありません。

決められた目標を目指して働くのではなく、あなた自身で目標を決めなければなりません。

ベンチャー企業では、組織ではなく「個」の力が重要となります。
自分で目標を設定し、自分がやるべきことを逆から計画立てして実行する必要があります。

その時に重要なことが、“やらないことを決める”マインドです。

ベンチャー企業では、「これってやる必要あるの?」と常に自分に問いかける必要があります。

 

また、“組織に依存しない”ということは、あなたの仕事一つ一つに責任がかかってくることを意味します。

これまで大企業で働いていて“ミスや失敗”が少ないのは、会社や他の社員が後始末をしてくれていた可能性が高いです。

ベンチャー企業では、「組織が守ってくれている」という意識を捨てましょう。

 

⑶ 社内政治をベンチャーで求めていたら、あなたも会社も倒産する!

大企業では組織構造が複雑なため、決裁者から一つの承認を得るために多大なる時間と労力をかける必要がありました。(話を振るタイミング、事前の根回し、ご機嫌取りなど上司への交渉)

一方で、ベンチャー企業の組織構造は規模が小さいほど単純です。
決裁者も明白で距離も近い。

意思決定のスピード感は大手とは段違いで、スピードが重要視されます。
これまで社内交渉にかけていた時間は、社外へ活用しましょう。

あなたのは、承認を取るだけのロボットでも、上司のご機嫌取りのためのロボットでもありません。

その力を、サービス改善や新規顧客開拓のためのコミュニケーションや、自社PR・マーケティングに活かすことがベンチャー企業では大切なのです。

 

⑷ 業務内容が少ない会社は、もはやベンチャー企業ではない!

昨今、「働き方改革」のもと、多くの企業が職場改善を行っています。
ベンチャー企業の中でも、働きやすい職場環境として注目を浴びる企業も少なくありません。

ですが、誤解しないでください。

職場環境が良いだけであって、業務内容が減るわけではありません。
ベンチャー企業は激務ですし、体調崩す人もざらにいます。

また、CxO・経営幹部になればなるほどやることは増えます。
「こんなことまでしなきゃいけないの?」と思うことも増えるでしょう。

ベンチャー企業はきらびやかにも見えますが、“やりたいことだけやる”は通用しません。

時には、あなたの専門分野外のことも求められることがあるのです。

 

⑸ 自分を「年収」という物差しでしか測れない人はベンチャーで失敗する!

大企業からベンチャー企業へ転職すると、人にはよりますが、多くは年収が下がると覚悟しておかなければなりません。

転職する理由が「給料・年収をあげたいから」や「福利厚生のいいところに行きたいから」なのであれば、ベンチャー企業への転職はやめた方がいいでしょう。

大企業への転職を決断する時は、“物質的要素”が多いと思います。
(物質的・・・年収、福利厚生、待遇など)

一方で、ベンチャー企業への転職を決断する時は、“精神的要素”を判断基準におくことが多くなると思います。

誰と働きたいか」「何がしたいのか

あなたが“物質的要素”以上のものを求めるからこそ、ベンチャー企業への転職を考えているのだと思います。

 

⑹ ベンチャーには“成長と学び”が待っているわけではない!

ベンチャー企業は、成長が待っている場所でも学ぶものが待っている場所でもありません。

成長や学びは全て自分で取りに行くものです。

 

自分から成長した人・学んだ人が「ベンチャーで成長できた」「ベンチャーで学べた」と言っているにすぎないのです。

自分から成長した人・学んだ人が「成長したいと思ってベンチャーに入った」と言っているにすぎないのです。

 

彼らの言葉は、あくまでも後付けのようなものです。

ベンチャー企業が成長と学びを与えてくれると錯覚してはいけません。

 

成長や学びは、あくまでもあなたが自発的に取りにいかなければならないのです。

 

⑺ 「これまでの転職と同じで大丈夫」と安心していると、痛い目を見る!

ベンチャー企業に転職を考えている人は、これまでに何度か大手企業や中小企業といった会社への転職活動を既に経験されている方が多いのではと思います。

これまで様々な業界・分野での勤務経験を経て、ベンチャー企業に興味を持ち、ベンチャー転職をしたいと考える人が多いでしょう。

ベンチャー企業への転職も、これまでの転職活動となんら変わらないだろう…
もし、考えているのであれば、ベンチャー企業への転職は失敗に終わります。

通常の転職とベンチャー企業への転職での大きな差は、自分のアピールの仕方です。

人材エージェントを活用した転職を経験したことのある方ならわかるかもしれませんが、
通常の転職活動においては、主語を「自分」として話すので十分かもしれませんでした。

しかし、ベンチャー企業、特に上場を目指しているほどの本気のベンチャー企業の場合は、
主語を「自分」で転職活動を行っているとうまくはいきません。

ベンチャー企業への転職は

いかにその企業のバリューアップに自分が貢献できるか

自分のやれること・やれないこと

ベンチャー企業が求めている人物像

を知っている人が求められます。

そして、それらをきちんと伝えられなければ採用はされないのです。

 

ベンチャー転職で誰もが引っかかる落とし穴

 

「後悔しないベンチャー転職 −払拭すべき7つの大手的考え−」と題して
7つの見直す必要のある大手的価値観や習慣をお伝えしてきました。

厳しいことを言うようですが、ベンチャー企業に転職することはカンタンではありません。

ベンチャー企業で働くためには、高いスキルや実績が求められることはもちろんですが、
一番重要視されるのは「あなたがベンチャー企業に合う人材かどうか」です。

スキルさえあれば、ベンチャー企業に転職できるわけではないのです。

つまり、ベンチャーへのカルチャーフィットが要求されます。

そして、カルチャーフィットするかどうかの指標となる「あなた自身のカルチャー」は、
これまであなたが働いていた環境から形成されていると言っても過言ではありません。

だからこそ、上記に挙げた7つの大手特有の考え方を見直すことが大切になってくるのです。

 

 

今すぐベンチャーで働きたくなる!ベンチャー脳への洗脳体験談

 

 

やるやらないのプレッシャー…

成果を出せなければ会社もろとも消えてしまうリスク…

重要なポジションについたけどまさかの一人だけでやらないといけない…

自分一人の手に全てがかかっているという責任重大な状況下…

 

しかし、プレッシャーやリスクや責任には「ワクワク」が隣り合わせです。

その「ワクワク」があなたの求めている「ワクワク」ではありませんか?

 

あなたが想像しているように、ベンチャー企業には「やりがいのある仕事」があります。

あなたが期待しているように、ベンチャー企業では「経営に携わっている」感覚を持てます。

あなたが求めているように、ベンチャー企業には「成長の機会」がそこらじゅうにあります。

 

ここに、ベンチャー転職をした先輩方の体験記を置いておきます。

ベンチャー転職のワクワクを言語化してくれているとてもいい記事となっています。

 

誰もやらないから自分がやる!

 

恥を捨ててでも行動を起こすと世の中を変えられる。

 

新しいことをしないと何も得られない

 

あなたが、
上昇志向・何かをやりたいという気持ち・明確な将来のキャリア像を持っているであれば、
ベンチャー企業への転職を始めてみてはどうでしょうか。

 

 

あなたはどのベンチャーにマッチする?
−ステージ別おすすめ転職サイト6選−

ベンチャー企業のカルチャーと少しでもフィットできるように、
まずはあなたが「どのステージのベンチャー企業に合うのか」を見ていきましょう。

ステージは大きく分けて4つあります。

 

シード

シードの段階で資金調達を行うことを示します。シードの段階のスタートアップは従業員数も少なく、プロダクトやサービスもリリース前、あるいはリリースはしたけどβ版ですという状態がほとんどです。創業初期のベンチャー企業です。

こんな人にオススメ
早い段階から経営全体に関与したい、起業家と同じ目線・同じ志で業務をしたい人向けです。

任される仕事以上のことをこなす必要もあり、働く環境や責任の大きさはハードなステージです。

その分、自分の成長や学びを探せる場としては最高です。

(ただし、自分よがりな理由での転職はオススメできません。あくまでも、会社の成長を第一に考えられる人・会社に自分が何を貢献できるか考えられる人向きです。カルチャーフィットがしづらいため、転職のハードルは高くなります。)

 

アーリー(シリーズA)

シリーズAになると、従業員も少し増えて、プロダクトやサービスも形を成しており、これから実際にプロダクトやサービスを拡大させていこうか!という段階です。

こんな人にオススメ
これくらいのステージから、CxO候補者を積極的に採用するベンチャー企業が増えてきます。

CFOやCMOとして転職したい人たちに人気のステージとなります。

しかし、ここでは単に監査法人や財務経理・経営企画やマネジメントの経験のみのスキルや実績では中々採用に至りません。

専門性だけでなく、経営全体を見れる能力や管理部門の実務能力が高い人材が好まれる傾向にあります。

(アーリーステージも、会社への貢献できる能力や会社の成長を起業家とともに考えられる人向きです。本気で会社を一緒に作り上げて大きくしていくぞ、という意識の強い人にはオススメします。)

 

ミドル(シリーズB)

シリーズBになるとユーザー数も多く、ある程度ビジネスが回り出していて、ちょっと他のこともしてみようか?という段階になります。

 

レイター

このラウンドは最終段階で、上場前という大手企業並みの事業力・資金力・組織力を兼ね備えた企業が多い段階です。

 

こんな人にオススメ
ミドル・レイターは、ベンチャー企業に転職はしたいけど、自分のスキルを活かして専門性に特化した業務を行いたい人向けのステージです。

ある程度組織が出来上がっているので、他の大手企業や中小企業で経験した「組織で働く」というスキルが活かせる場でもあります。

比較的ミドル・レイターステージの方がベンチャー転職を成功させやすいです。
ある程度のベンチャーで働くことへのマインドを持ち、スキルのある人なら受け入れられやすい環境となっております。

しかし、ベンチャー転職希望者の中には、「経営にしっかり関わりたい」「まだ小規模な状態から大きくしていきたい」「上場まで最初から携わりたい」という、ベンチャー企業初期ステージでの転職を考えている人にとっては、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。

 

シード/アーリーベンチャーを探すのにオススメな転職サイト

  • justa

創業初期段階(シードステージ)のベンチャー企業が多い
掲載求人数140件

 

  • Wantedly

ほぼ全ステージのベンチャー企業の求人が掲載されている
Wantedly上場後、中小企業や目がベンチャーの求人が目立つ。
しかし、探し方次第で“シード・アーリーステージ”のベンチャー企業の求人を見つけることができる。
掲載求人数8291件 (古い求人も含む)

効果的な探し方
どれでもいいので中途採用の求人ページを開く
→ページ上部の「中途採用」タブをクリック
→中途採用の求人・転職情報ページから「注目のキーワードで探す」のベンチャーをクリック

 

  • Green

IT・WEB業界のベンチャー企業の求人情報が掲載されている。
資金調達済みのベンチャー企業に転職したい場合は、「気になる」や「スカウト」からくるベンチャー企業はあまり魅力的には感じられないかもしれない。

しかし、キーワード検索で「資金調達」と入れて検索をかけると、調達済みのベンチャー企業の求人が出てくる。
掲載求人数889件

 

ミドル/レイターベンチャーを探すのにオススメな転職サイト

  • DODA

キーワード検索ボックスに「スタートアップベンチャー」と入れて検索すると、探しやすい

 

  • アマテラス

代表の藤岡さんが、①経営者の志の高さ、②事業の社会的意義、③成長の大きさの3つの観点から選び抜かれたベンチャー企業の求人が掲載されている。

また、直接CEOを紹介してくれるので、スムーズな転職を行えるのが利点でもある。

掲載ベンチャー企業400件

 

  • goodfind

上場しているベンチャー企業をはじめ、ミドル・レイターのベンチャー企業が目立つ。
GoodFindのセミナー・イベントの評判はとてもよいので、
「ベンチャー企業についてもっと知りたい」「働いている人を知りたい」人は
登録するべきサービスとなっている。

掲載求人数29社

 

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