上場経験のある“CFO”がいるベンチャー企業を累計調達額が多い順にランキング形式でご紹介していきます。
(同時に優秀なCFOの方のご紹介も合わせてしています)
*「上場プロのCFO」とは、上場経験のある人だけでなく、上場準備に深く従事していた人、上場支援の経験のある、“上場までのプロセスに詳しい人”も含みます。
1位:株式会社トレタ 累計調達額20.2億円
吉田 健吾(よしだ けんご)さん <株式会社トレタ 取締役COO兼CFO>
株式会社paperboy&co.(現:GMOペパボ株式会社)において事業責任者、新規事業の立ち上げや子会社の設立などを担当する一方で、上場プロジェクトや経営理念/CI策定プロジェクトも取締役として牽引しました。その後2014年7月、取締役COOとして株式会社トレタに入社。

2位:株式会社ジラフ 累計調達額 約6億円超
中井 基樹(なかい もとき)さん <株式会社ジラフ CFO>
新卒でJPモルガン証券株式会社に入社。投資銀行本部にて金融セクターを担当し、IPO支援、M&Aアドバイザリー、資金調達、IRサポート等に従事。

3位:株式会社 UNCOVER TRUTH 累計調達額4億円
渡邊祐也(わたなべ ゆうや)さん <株式会社 UNCOVER TRUTH 取締役CFO>
1997年に和光証券(現みずほ証券)に入社。
IT・インターネットセクターに特化したIPOコンサルティング業務に従事し、セプテーニ、マクロミルなどの IPO を手がける。アクセルマークでは管理部門担当取締役として、合併等のコーポレートアクション実行のみならず、合併後の組織体制構築に従事し、組織の成長に貢献。
2016年1月経営本部長としてUNCOVER TRUTH に参画し、同年9月から取締役CFOに就任。

ここも注目!
長澤啓(ながさわ けい)さん <株式会社メルカリ 執行役員CFO>
三菱商事において金属資源分野における投資及び主にエネルギー、リテール、食品分野等の領域におけるM&Aを担当。2007年にシカゴ大学経営大学院を卒業の後、ゴールドマン・サックス証券にジョインし、東京及びサンフランシスコにおいて主にテクノロジー領域におけるM&AやIPOを含む資金調達業務を担当。2015年6月にCFOとして株式会社メルカリに参画。

川村 卓哉(かわむら たくや)さん <MAMORIO株式会社 CFO>
2008年公認会計士試験合格後、会計大学院在学中に有限責任監査法人トーマツに入所。上場会社及びIPO準備会社の監査、コンサルティング、ベンチャーサポート業務に従事。IT業界を中心としたクライアントの新規上場支援/財務DD/東南アジアでの業務も経験。
2015年1月より民泊・旅行ビジネスを手掛ける株式会社百戦錬磨に参画し、資金調達、IPO準備をはじめとした管理業務全般に従事。
2017年7月よりMAMORIO株式会社にCFOとして参画。

ベンチャー企業は、CEOにスポットライトがあたりがちですが実はCFOが成長の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
皆さんも是非、興味のあるベンチャー企業を見つけた時はCFOもチェックしてみてくださいね。