No.1ベンチャーキャピタル(VC)が投資したベンチャー企業ランキング


成長企業ランキングとは?
ベンチャーキャピタル(VC)の100個の視点で成長するベンチャー企業を見抜く方法=「Judge100成長の法則」をもとに、成長するベンチャー企業をランキング形式で紹介!成長するベンチャー企業を知りたいあなたにおススメ!

 



*2018年10月29日更新

ベンチャー企業はさらなる成長のために外部からお金をもらうことがあります。
そして、その“外部”とは投資家・投資集団(会社)、ベンチャーキャピタル(VC)を指します。
現在、日本にベンチャーキャピタル(VC)はざっくり言うと200個くらいあります。

「そんなにたくさんのVCがいるのならどこが良いんだよっ…!」

 

今回は、たくさんある“ベンチャーキャピタル”に注目してベンチャー企業を見抜くJudge100成長の法則をお伝えするとともに

No.1ベンチャーキャピタル(VC)が投資したベンチャー企業設立日の早い順にランキング形式でご紹介します。

 

エブセレ運営者/代表
VCとスタートアップのことをひたすら調べてまとめることが好き。
「成長企業ランキング」を書いている。
スタートアップ界隈で起きたニュースに関してやVCのことへの考察などを書いたnoteはこちら

 

 

 

1. 用語説明
「ベンチャーキャピタル(VC)」「株式」「リード投資」「Exit(エグジット)実績」

 

今回は、数あるベンチャーキャピタルの腕の良さを「リード投資によるExit実績」という観点から探っていきたいと思います。
(他にもVCのIPO(上場)実績別などの特集を行いますので乞うご期待!

 

そもそも「VC」とはなに?
ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行う投資会社(投資ファンド)のこと。 主に高い成長率を有する未上場企業に対して投資を行い、資金を投下するのと同時に経営コンサルティングを行い、投資先企業の価値向上を図る。wikipedia

もっと詳しく知りたいあなたはこちらをCHECK

 

先ほど述べた通り、投資を行う会社のことを指します。
また、補足としてベンチャーキャピタル(VC)は、ベンチャー企業にお金を出資する代わりに、そのベンチャー企業が保有する“株式”を受け取ります。

 

株式とは??
株式会社とも言うように、会社には“株式”というものが存在しています。
“株式”とは、“お金を集めるための道具”、“会社の一部”とも言われます。
会社の株主としての権利=“株式”と理解しておいてもらって大丈夫です。

 

 

リード投資」とはなに?
先頭に立って仲間を引っ張っていく時に「リードする」と言いますよね?
「リード投資」の“リード”とは、この引っ張っていくことを指します。

つまり、「投資をリードする」とは
たくさんいるベンチャーキャピタル(VC)がベンチャー企業に出資する中でも
うちが一番多くお金を出資するから、みんなうちに続いて出資してね!ということです。

 

もう少し分かりやすくするために例をあげてみます。

今月、ABC会社にベンチャーキャピタルD、ベンチャーキャピタルE、ベンチャーキャピタルFさんがお金を出資しました。
合計資金調達額は6億円でした。内訳としては、Dさんが3億、Eさんが2億、Fさんが1億円をそれぞれABC会社に渡しました。
ここでの「リード投資家」はベンチャーキャピタルDさんということになります。(ABC会社の株式もDさんが一番多く保有しています)

つまり、ラウンドで一番多くお金を出したベンチャーキャピタルが「リード投資」を行ったという意味になるのです。

 

Exit実績」とはなに?

 

物事にはスタート(入り口)があるのと同じようにゴール(出口)もあります。
ベンチャー企業における出口、つまりExitは上場する(IPOの)こと、あるいは他の会社に高値で買われること(M&Aされること)です。
(*今回、分かりやすくするためにExit=上場という表現を行いましたが、私は本当はExit=「新たな一歩」だと感じています。この話についてはまた記事にしたいと思います)

最近の大きな上場ニュースでいうと、メルカリの上場でしたね。
あれが、ベンチャー企業のExitと呼ばれるものです。
しかし実際、“Exit”はとても難しいのです。簡単ではありません。
ですから、Exitを達成できたベンチャーはそれだけですごいと思っても良いくらいです。

 

 

2. Judge100成長の法則
「リード投資の成績が高いVC」

 

どうして「VCのリード投資によるExit実績」に注目することで、成長するベンチャー企業を見分ける法則になるのでしょうか?

リードインベスター(投資家)としてベンチャー企業に出資し、上場実績が高いのであれば
成長企業を見抜く能力が高いベンチャーキャピタルだと言えます。

そして、そんな目利き能力の高いVCから調達を受けたベンチャー企業はいわば「選ばれしもの」ということが読み取れます。

 

つまり、腕の立つ超すごいベンチャーキャピタルから新たに出資してもらえたベンチャー企業は
これからぐんぐん成長して大きな会社になります

働くなら、目利き能力の高いベンチャーキャピタルも認めたベンチャー企業で働く方が面白いですよね。

 

 

3. リードインベスターVCによるExit実績ランキング

 

今回は、過去9年間の日本の新規上場時に株主構成の中で最も株式保有比率が高いベンチャーキャピタル「リード投資家」をランキングで提示し、それを元にベンチャー企業をご紹介していきます。
(個人の手作業による情報開示のため、実際の数字とは誤差が生じている恐れもあります。あらかじめご了承ください。)
*過去9年間の新規上場企業数:507社 うちVCからの出資を受けた企業:278

 

No.1  リード投資数:16社

ジャフコV2共有投資事業有限責任組合

1973年設立の老舗ベンチャーキャピタルである株式会社ジャフコが組成したファンドです。
2005年に設立し、ファンド規模は783億円。
銀行や保険会社への出資が主で事業会社への出資は全体の20%です。
2012年あたりからスタートアップへの投資を積極的に行ってきました。

No.2  リード投資数:8社

Globis Fund III, L.P.

グロービスキャピタルパートナーズが運用する第3号ファンド。2006年にファンド規模180億円で設立し、44社への投資を行いました。
うち12社がIPOをしています。

No.3  リード投資数:7社

NIFSMBC-V2006S3投資事業有限責任組合

NIFとは、日本インベストメントファイナンスと大和ファイナンスが合併したベンチャーキャピタルであり、NIFSMBCとは、2005年10月にNIFとSMBCキャピタルが合併してできたファンドです。
国内第2位の大手ベンチャー投資ファンドでしたが、2010年に合併契約の解消に伴い現在は大和キャピタルホールディングスとSMBCでそれぞれ分割しての投資活動を行っています。

No.4  リード投資数:6社

株式会社ドリームインキュベータ

2000年6月から活動を開始している株式会社です。これまでに25社がIPOをしており、投資先も日本だけでなくアメリカやアジアにも積極的に投資活動を行っています。

No.5  リード投資数:5社

京大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合

京都大学と日本ベンチャーキャピタル株式会社(NVCC)によって組成された京大ベンチャ−1号ファンドです。
2007年8月に組成し、ファンド規模は45億円。投資先は、主に京都大学との関わりがある企業を対象としています。

 

 

4. No.1ベンチャーキャピタル(VC)が投資したベンチャー企業ランキング

 

それでは、No.1ベンチャーキャピタル(VC)が投資したベンチャー企業設立日の早い順にランキング形式でご紹介します。

*今回は、より“腕の良いベンチャーキャピタル”に近いベンチャーキャピタルから出資を受けたベンチャー企業を特集するため
単純にリード投資個数が多いだけではなく、ファンドの規模・投資件数・IPO達成打率を加味した上で、
Globis Fund III, L.P./株式会社ドリームインキュベータの2つのキャピタルに絞って特集していきたいと思います。(NIFSMBCは合併解消し存在がないため省きました。)