これまでに「社員一人当たりの生産価値が高いベンチャー企業ランキング」や
「追加で資金調達を行った“お金持ち”ベンチャー企業ランキング」など資金調達に注目してベンチャー企業を見抜く方法をお伝えしてきました。
今回は、企業価値に注目してベンチャー企業を見抜くJudge100成長の法則をお伝えするとともに
*企業価値が1年で2倍になった急成長ベンチャー企業を直近の調達日が新しい順にランキング形式でご紹介します。
(*具体的には、1年間(2017年~2018年)で企業価値が2倍以上になったベンチャー企業を見ていきます。)
エブセレ運営者/代表
VCとスタートアップのことに精通しており、
これまで学生から50代まで累計1000人以上のキャリア相談を
受けてきた20代女性起業家
実際にベンチャーで働きたい相談から、
そもそもベンチャーってどういうの?まで幅広くお話伺います。
1. 企業価値2倍=資金調達額2倍?
今回は、ベンチャー企業の企業価値を「資金調達額」を基準に考えていきたいと思います。
以前に企業価値=バリュエーションについてJudge100をお伝えしたのを覚えていますか??
(まだ見ていないという方はこちらをクリック)
そこで、プレバリュエーションとポストバリュエーションについてお伝えしました。
ポストバリュエーション=プレバリュエーション+新たに調達した資金
仮にプレ5億で調達額5億、ポストが10億のベンチャー企業をAとします。
企業Aが次に2倍の調達額である10億を調達した場合、
プレ10億+調達額10億=ポスト20億となります。
つまり、「バリュエーション=企業価値が2倍以上になるには調達額も2倍となる」という考え方を今回はとります。
*ここではわかりやすくするために、企業価値2倍を調達額で置き換えています。必ずしもこの計算方法が全てではないことをあらかじめご了承ください。
2. Judge100成長の法則
「資金調達額が1年で2倍以上」
どうして「資金調達額が1年で2倍以上」のベンチャーは成長の見込みがあるのでしょうか?
調達額が短期間で伸びたということは
・市場的にホットなベンチャーである
・バリュエーション=企業価値が高くなった
・今後の成長に対する期待値が高い
ということがわかります。
3. 企業価値が1年で2倍になった急成長ベンチャー企業ランキング
それでは、*企業価値が1年で2倍になった急成長ベンチャー企業を直近の調達日が新しい順にランキング形式でご紹介します。
(*具体的には、直近1年(2017年~2018年)で企業価値が2倍以上になったベンチャー企業を見ていきます。)